第84回 鮨30貫チャレンジ番外編‼︎【おツマミ付き30貫】が開催されました‼︎
年に数度の幻企画!30貫の前におツマミ部門が付いたツワモノコースが開催されました!
令和5年10月も終わりを迎える頃、【第84回 鮨30貫チャレンジ番外編】が開催されました。
番外編とは、30貫チャレンジの前におツマミ部門が付いた超フルコースの事。
この番外編は年に数度しか開催されない幻の企画でなのです!
開催時間は約5時間。
開催当日は爽やかな秋晴れとなっていました。
多くの品数をお出しするコースは、構成の難易度も高まります。淡白な味わいの品から濃い味わいへ。そこから緩急を付けて味変へ。
生魚が続かない様に煮物を挟んだり、炙りものを入れてアクションを加えたり。
毎度の事ですが、事務室には献立メモが散乱しています…
鮨ネタの仕入れは3日前から始まりました。
台風も来ず、海の状況は良好。小田原漁場からは9種類の魚がラインナップ。
豊洲市場からも大間産本マグロを始め、秋らしい食材が集結!準備は万端!
秋の鮨ネタをトコトン食べ尽くす。
鮨のための1日の始まりです!
もくじ
おツマミ付き30貫開幕!
開始時間の11:30になりました。
まずは鮨かの定番の青海苔餡かけ茶碗蒸しからスタート!
おツマミ部門では、小田原産クエを塩スダチで。バイ貝のうま煮、江戸前タコ、穴子白焼きを自家製柚子胡椒で。
独自ルートで入手した岩手県産マツタケとキンキのスープと続きます。
どれも握りではない、おツマミとして美味しい品です。
12:30。開始から1時間経過しました。
シャリが炊き上がり、ここから30貫の始まりです!
鮨30貫 前半はこんな感じ!
堂々たる1貫目には、今回の主役とも言えるであろう大間産本マグロが登場!
本マグロの旬は今!扱う部位もど真ん中!
シットリ柔らかな口当たり!申し分ない美味しさでした!
小田原漁場からは、甘味あふれるアジ モチモチ春子鯛 都内の鮨屋ではあまり見かける事のないオキアジが登場しました。
まるでバターの様なコクなキモを乗せたカワハギ
今が旬のカマスは炭を当て香ばしさをプラス。
力強い旨味の稲取金目鯛。ムチムチ食感の黒ムツへと続きます。
豊洲市場からは、サンマを炭火焼きで。江戸前エボ鯛。三重のトロサワラを藁焼きにして香りを付けて握りました。
太刀魚は炭火焼にして太刀魚の卵を煮た餡の中に落とします。
これは、いわゆる〝握り〟ではありませんが、あくまでも食べる側の負担を減らし、食べやすくする事を優先しています。
北海道で旬を迎えているブリをしゃぶしゃぶにして握りました。
その後、大間産中トロ。大阪湾のイワシは薬味をたっぷり入れた巻物にして食べやすくします。
こうして前半の15貫は終了したのでした!
鮨30貫 後半戦スタート!
時計の針は14:30。開始から3時間経過しました。
シャリが新しく炊き上がり、気持ちも新たに後半戦の始まりです!
北海道羅臼産白子です。軽く焼き上にはカラスミです。
炊き立ての温かいシャリと合わせて!
堂々たる大間の大トロです。流石の存在感!ピカピカです!
脂が強めな握りの後は酸味と旨味が詰まった小肌が定番です。
その後、アオヤギ 北寄貝 赤貝と貝の握り三連発!
半熟イクラ シマエビの昆布じめと車海老の酒蒸しの食べ比べ。
スミイカを塩スダチでサッパリと。
ウニ 穴子 かんぴょう 玉子でフィニッシュ!
終了は16:30。外はすでに夕暮れです。
5時間にわたる鮨会となったのでした!
おツマミ付き30貫!全員完食!
今回は8名の参加者のうち、3名は女性でした。それぞれお酒も楽しみながらのチャレンジです。
当然のように全員完食!
ウチ1名はこれでもまだ足りないと言い始めて、穴子の押し鮨を注文。それも軽々とお腹の中に収めていました…凄い…
そして、次回のご予約も頂きました!
令和5年3月31日 おツマミ付き30貫開催決定です!
チャレンジャーの皆さま!ご参加をお待ちしております!春の味覚を食べ尽くせ!