鮨かのの休日!初めての南アルプス。甲斐駒ヶ岳登山にチャレンジ!
秋の南アルプス。甲斐駒ヶ岳登山の感動日記。
私は趣味として、登山をやっております。
普段行く山は、群馬県や新潟、長野が多いですが、南アルプスの登山は実は初めて。
その、キッカケは、9月の出張鮨です。
堂々たる南アルプスを眺めながら鮨を握っていました。
「あの山からはどんな景色が見れるのだろう」
と思い、登ってみたいなぁ。
と思った訳です。
https://sushikano.jp/wp-admin/post.php?post=7570&action=edit
↑八ヶ岳出張鮨の様子です。
今回選んだ山は、日本百名山のひとつ。
南アルプス〝甲斐駒ヶ岳〟です。
アクセスは長野県諏訪方面から。
戸台口という所からバスに乗り換えて山に向かって行きます。
東京からは少し距離が有りますが、登山前日に移動日を設け、のんびりと秋の登山を楽しんで参りました!
もくじ
旅の途中の諏訪大社
まずは、諏訪大社四社巡り。
諏訪湖の周りにある4つのお社を巡り御朱印を頂いてきました。
全国的に見ても、とても有名な神社ですらかね。
身の引き締まる思いでお参りさせていただきました。
諏訪大社の〝手水〟は、温泉の所も有るんですねぇ。
初めて知りました。
御柱も神々しさを纏っております。
諏訪周辺の温泉も良さそうですね!
ぶらっと真澄 蔵元に。
次に向かったのは、鮨かのでも扱っている日本酒。〝真澄〟を醸す宮坂酒造に向かいました。
有名ではありますが、こちらの真澄の蔵は
協会7号酵母発祥の蔵。老舗です。
因みに協会6号酵母発祥蔵は秋田の新政ですね。
現在の造りは代も若返り、全ての酒を7号酵母で造っています。
蔵に行くと、〝セラ真澄〟というとても綺麗な蔵元ショップが有ります。
日本酒はもちろん、
酒器、調味料、雑貨なども置いてありました。
いざっ!南アルプスへ!
さて。戸台口方面に向かいまして。
自家用車からバスに乗り換えます。
終点は〝北沢峠〟
ここまで約50分です。
この近くの山小屋で、前泊しました。
山小屋での時間の過ごしかた。
今回の宿泊先に選んだのは〝長衛小屋〟
甲斐駒ヶ岳や、その向かいの仙丈ヶ岳登山にちょうど良い場所にあります。
到着してすぐ。
山の冷たい水で冷やされた缶ビールを頂きました!
山の中で冷たーいビール!
コレを体験する為に来ているのです!
山小屋の中はこんな感じ。
清潔感のある2段ベッドが並びます。
夜ご飯は17:00から。
山小屋でのご飯はシンプルなものですが、温かいご飯とお味噌汁が頂けるだけでも、とても有り難く思えます。
食事時間は30分もかかりません。
食後は談話室に移動し、持参した焼酎を飲みながら見知らぬ大阪のおばちゃんと、しばし談笑。
コレも山の楽しみのひとつですね。
またこの小屋は、電波が一切届きません。
夜7時には、する事も無く寝る事にしました。
こんなに早く寝る事は、普通の生活をしていると考えられない事ですよねぇ。
サンライズ登山に出発!
せっかくなら、山の上から日の出を見よう。
と決断。
朝3時に目覚ましをセットし、3時15分に登山を開始しました。
ヘッドライトの明かりだけが頼りの真っ暗な山道を一人。
それも、初めて登る山です。
登山アプリで現在地点は都度確認していますが、先の道の様子は分かりません…
熊と出会わないか…
夜の登山の不安さを初めて体感しました。
でも、クッキリと見える星。
素晴らしく綺麗な月。
たまに立ち止まり、何度も見上げていました。
登山を開始して、2時間ほど。
山梨側から太陽が登り始めました!
この日は、薄い雲がかかっており、
その雲に太陽の光が映り、素晴らしく幻想的な景色が広がっていました。
日が昇るにつれ、刻々と表情を変える〝朝焼け〟です。
自分一人だけの景色。
こんな景色が毎日繰り返されている。
これから始まる長い一日。
こんな素晴らしい景色を見ていると、色んな事を考えられます。
なんともロマンティックなひと時でした。
甲斐駒ヶ岳 登頂!
すっかり辺りは明るくなりました。
山頂直下の砂利地点で少し道迷いしてしまったり…
危ない危ない…
そして6時40分。
甲斐駒ヶ岳 登頂しました!
まだまだ早朝ですからね。人の気配がない山頂です。
眺望も良好!
中央アルプス。北アルプス。
八ヶ岳。北杜市。
そして、堂々たる富士山。
甲斐駒ヶ岳からの景色にしばらく見惚れておりました。
下山途中に眺められる仙丈ヶ岳です。
どっしりとした姿から〝南アルプスの女王〟と呼ばれているそうです。
ここ、滑ったら気持ち良さそうな斜面が広がっている雰囲気です…
春バックカントリーで行ってみたい…
想い出
行ったことの無い未体験の南アルプスでした。
どういうルートが有るのか。
登山口はどこから始まるのか。
行程時間など、全く分からない所から始まり、
地図を取り寄せ、ルートを作り、山小屋を決める。
当たり前かも知れませんが、そんな所からスタートしました。
そしてそれを決行し、自分の世界を広める。
山に限らず、普段の生活。
仕事でも。新しい事にチャレンジする大切さを再確認したような気持ちです。
山は良いですね!