鮨かのが10年来の契約を結ぶ!朝どれ鮮魚が届く小田原 早川漁場はこんなところ!

2022.8.23 店主ブログ

活気溢れる夏の小田原漁場視察!超鮮度の地魚がその日に届く凄さの理由はココにある!

〝鮨かの〟と言えば小田原漁場で水揚げされる超鮮度の地魚です。

富山湾。駿河湾。そして小田原がある相模湾。この三つの湾に日本三大深海があります。

この相模湾で水揚げされる鮮魚は、四季折々の魚種も実に豊富。

鮨かのが、10年以上契約している〝セリ人〟の確かな目利きによる極上の鮮魚は、この小田原 早川漁場の目の前の海で獲れたピッチピチな選び抜かれた品なのです。

【小田原漁師→セリ人→鮨かの】

魚にとってストレスの無い、このダイレクトな流通は、他にはないものです。

 

もくじ

 

 

小田原 早川漁場はこんなところ。

 

この日は、朝4時半に一之江を出発。

渋谷を抜け、東名自動車道で厚木方面へ。

小田原 早川漁場には6時前に到着しました。

約100Km有りますが、高速道路が整備されており、1時間半ほどで着いてしまう距離です。

遠くには富士山。

そして丹沢山系の綺麗な水と山並みが広がる自然豊かな場所。

こんな素晴らしい漁場に信頼のおけるセリ人との太いパイプを持っている事に感謝する事も多々あります。

 

↑目の前にはアジの山。鳥が狙ってます!

 

早朝6時の風景です。

セミが鳴く長閑な浜風景ですが、小田原漁場は活気に溢れてます。

 

この小田原 早川漁港の近隣には、〝魚のテーマパーク漁港の駅TOTOCO小田原〟や、市場食堂も数軒あります。

ドライブがてら遊びに行くのも楽しそうです。

週末は賑わっているでしょうね。

とれたての生シラスなんかも食べられるかも!

その生シラスを捕食している小田原のアジも美味しいですよ!

 

↑朝7時頃のセリ風景。活気に溢れてる!

 

この日は、イカやイサキ。タコが元気に泳いでいました。

セリにかけられた魚は、神経じめなどの処理が施され、朝7時頃には鮨かのに向けて出発します。

一之江鮨かのに到着するのは、だいたいお昼ころ。

鮮魚の到着後は、迅速に下処理を行い、氷温熟成などの行程に入ります。

このスピーディーな流通システムは、鮨かのの大きな特色のひとつだと思います。

 

↑目の前は相模湾。鮮度バツグンです!

 

漁港周辺では釣りを楽しんでいる人もいらっしゃいます。

海鳥が鳴きネコちゃんがお昼寝。

漁場で働いている皆様にもどこか余裕を感じてしまうロケーションです。

凄い魚がありながらも、どこかゆったり。

素晴らしい事だと思います。

 

鮨かの用に船上選抜される魚!

 

↑鮨かのの為に選ばれた極上のサバ。

 

魚種の希望は前もってセリ人に伝えておきます。

それは漁師さんにも繋がっています。

漁船に水揚げされた段階で〝鮨かの〟用に選り分けられるシステムがここにあります。

 

↑船上選り抜きの春子鯛。美味さの根底にあります。

 

漁船の上で選ばれたプックプクの春子鯛です。

捌いた感想は、上質な脂を持った飴色の身質と瑞々しさ。

小さな魚体に溢れる旨味を蓄えておりました。

発泡スチロールに丁寧に梱包された春子鯛。

水揚げされる数は多くはないそうです。

入荷した際にはFacebookやInstagramなど各SNSで発信させて頂きます!

 

まとめ

 

↑鮨かのに向かう地魚たち。これから出発です!

 

小田原直送便は、ほぼ毎週木曜日または金曜日に鮨かのに到着します。

その中には、都内の鮨店ではあまり見かける事のないローカルな地魚があったりします。

口が長いヤガラの鮨も美味しかったなぁ。

過去には活きた相模湾のホタルイカが届いた事もあります。

 

これから秋にかけては、極上のクエが始まります!

ひと足先にマカナイで小田原のクエ鍋を頂きました。甘味が強く稀に見る美味しさです。クエのコラーゲンで明日はお顔がツルッツルでしょう!