食べて美味しい!栄養豊かな優等生!イワシの捌き方を大公開!

全体的な魚の高騰により、近年では安価な魚の代表とは言えなくなってきたイワシ。

煮ても焼いてもモチロンお刺身でも。

どう調理しても美味しい魚ですよね。

 

 

私はスーパーマーケットなどのお魚売り場に行く事が無いので分かりませんが、一尾ずつ買えるんでしょうかね。

もし、買えるとしたら比較的安く手に入るのでしょうか。

購入する時のポイントとしては、目が綺麗とか、張りがあるとか色々言われますが、ひと目見て美味しそうなイワシを選ぶ事です!

良質な脂質やカルシウムなど、栄養素も豊富なので積極的に食べたい魚です。

今回は、そんな魚の優等生。イワシの捌き方について大公開させて頂きます!

 

もくじ 

 

イワシの3枚おろしスタート!

 

 

まずはウロコを落とし、頭とシッポ。お腹を切り落とし、お掃除し、3枚に卸しやすい状態にします。

ちなみに〝3枚に卸す〟とは身、骨、身。これで3枚。その状態に持っていく事を言います。

 

 

漢字では〝鰯〟と書きますね。魚編に弱い。

そう。そのくらいイワシの身は柔らかいのです。

なので、包丁を使わない〝手開き〟も有効ですが、包丁を使って捌いた方が身にストレスが掛からずに綺麗に卸せます。

まず背骨の場所を把握し、背側と腹側両方から包丁を入れます。

その行程を済ませると、接着しているのは中心部分だけになりますね。

柔らかい身をたくさんの小骨で守っているみたいです。

いかに効率よくその小骨を抜くか。そこがポイントだと思います。

 

 

ここでワンポイント!

背骨から身を外す時に、優しく手で剥がしていきます。

すると、上手い具合に骨が外れていくはずです。

この時になるべくたくさんの骨を抜いておくと、後で凄く楽になります。

そーっと。そーっと。丁寧に。

このあと、お腹部をそぎ切りします。

 

 

鮨かのでは、海水程度の塩水でひと洗い。

それからペーパーを使い、余分な水分をキチンと取り除き、身を綺麗にします。

 

イワシには3本線に骨が揃って生えている!

 

 

鰯の身には3本線の様に骨があります。

先ずは〝肩〟

指先で骨に当たる感触を頼りに抜いていきましょう。

肩の骨は斜めに生えていますが抜きやすいかと思います。

また、頭側に骨抜きを当てると、長めの骨を多数抜く事が出来ます。

快適な食感のために。一本一本丁寧に。確実に。

 

 

次は中骨です。

この骨は比較的硬く、真っ直ぐ生えています。

残さない様に、よく見て指先の感触を頼りに抜いて下さい。

 

 

スポットライトを当てると骨を可視化する事も出来ますね。

身を持ったり。抜き易くする事もコツのひとつです。

 

 

そして次はお腹を守る様に生えている骨を抜きます。

この部分の骨は長く、身に残してしまうと食べる時に口に当たるので、残さず抜きたい骨です。

身に寄り添う様に生えており、一番抜きずらいのですが、抜くポイントは腹下から指先の感触と点の様に見える骨先を狙う事です。

上手に骨抜きが当たれば、スーッと抜けます。

 

↑腹下から抜いた骨です。Y字形状になってます。

 

変わった骨ですよねぇ。他の魚にはない骨です。コレが鰯の美味しさの秘密なのでしょうか。

 

 

中骨の少し下からも抜く事が出来ます。多少身が取れてもしょうがない。

美味しく食べる為に丁寧に抜きましょう。

 

お刺身にして美味しく食べましょう。

 

骨がキチンと抜けたら皮を身を崩さないように丁寧に頭側から剥きます。

この時にお酢でサッと洗うと、生臭みを無くす事が出来ます。

お刺身用の切り付けは、身を潰さない様にスッと切っていきます。

 

薬味として、おろし生姜やみじん切りネギをたっぷり用意しておきましょう!

また、お刺身には鮨かの特製煮切り醤油がベストマッチ!

 

 

是非美味しいイワシをご家庭でもお召し上がりくださいね!