プロの味!鮨かの流【煮切り醤油】の作り方!
味わい豊かでマイルドな味わい。簡単に作れて体に優しい煮切り醤油。ご家庭でも是非試してみて下さい‼︎
ワサビや、魚。お米にお酢。
鮨屋にとって無くてはならない必需品は数多くあります。
そんな必需品のひとつ。〝煮切り醤油〟。
握りやお刺身を食べる上で欠かせない調味料です。
醤油の塩味をまろやかにし、素材の味の邪魔をしない〝煮切り醤油〟。
ちなみに〝煮切る〟とは、日本酒や本みりんに含まれるアルコール分を飛ばす事を言います。
コチラでは、鮨かの流〝煮切り醤油〟のレシピを完全公開させて頂きます‼︎
もくじ
必要な材料は4つだけ。
必要な材料は・醤油 ・みりん ・日本酒・昆布のみ‼︎
この4つを合わせるだけなのですが、そこにこだわりが数点あります。
ひとつ。材料は良い物を使うこと。
ちなみに鮨かので使用している醤油は、香川県小豆島から、木桶仕込み、長期熟成の〝正金醤油〟という醤油を取り寄せています。
日本酒は本醸造よりも、サラリとした苦味の少ない純米酒が良いですね。
それと、本みりん。
そして、旨味をプラスする目的で昆布を少々。
各分量は、醤油3、日本酒1、本みりん1。
まず、日本酒と本みりんを鍋に入れ、火にかけてアルコールをとばします。
アルコールが飛んだら、醤油を合わせます。
この時に昆布を投入。旨味を引き出します。
材料を合わせる
沸騰させない様に注意しながら、弱火で少し火入れ。
あら熱が取れたら容器に移して少し寝かせ、味を馴染ませてから使います。
〝煮切り醤油〟は、日本酒や本みりんを加えているため、塩分が薄くなっています。
必ず冷蔵庫に入れて下さいね。
保存容器は、瓶などガラス製が良いでしょう。
プラスチック製ですと、他の食品の匂いが移ったりする可能性があります。
まとめ
煮切り醤油は、お刺身だけではなく、煮物に使う調味料としても使えます。
また、マグロなどのお刺身を漬けにすると、余計な水分が抜けていつもの魚がひと段階美味しさを増すと思います‼︎
冷や奴、卵かけご飯などにも使っても美味しいですし、万能調味料の立ち位置になるかと思います。
また、醤油を合わせる時にかつお節を入れてダシ醤油に仕上げても、とても美味しくなります。
多めに仕込んだ時は、昆布が苦味の原因となる時があるので、頃合いを見て取り出した方が良いでしょう。
塩分が抑えられ、優しい旨味の煮切り醤油。
ぜひ、ご家庭でも煮切り醤油を仕込んで美味しいお刺身を食べてみて下さいね‼︎