鮨かの登山部!イタリア編Part1‼︎コルティナダンペッツォへの行き方とTofanaの軽登山!
ドロミテ山郡の東側の玄関口であるコルティナダンペッツォは2026 冬季オリンピックが開催される場所です。
日本には無い、圧倒的なスケールのドロミテは訪れる人達を魅了し続けています。
しかし、日本国内だと得られる情報が少なく、実際私達は、事前情報が乏しいまま現地に向かった点もあります。
コチラでは、私達の体験を元に、これからドロミテを訪れようとしている方々の旅のヒントになればと思い、まとめてみようと思います!
もくじ
ミラノ空港からコルティナダンペッツォまでの行き方
今回私達は、ミラノ空港→ミラノ中央駅→ヴェネチア・メストレ駅→コルティナダンペッツォという行程で移動しました。
朝から移動して、到着したら夕方です。
①ミラノ空港からミラノ中央駅はバス。
②ミラノ中央駅からヴェネチアメストレ駅は特急電車。
③コルティナエクスプレスでバスで到着。
①ミラノ マルペンサ空港からは、バス乗り場の表示通りに向かえば問題なく辿り着けると思います。
②ミラノ中央駅からメストレ駅間の特急列車の切符は、あらかじめ日本で購入しておく事が出来ます。
〝トレニタニア〟ホームページから購入出来ます。QRが発行されるので、スマートフォンに保存しておけば、改札もピッで入れるし車内の提示も楽々。
駅の電光掲示板に表示される、自分の列車が何番線から発車なのかを確認して、改札を通ります。

電車内は、綺麗で快適です。お手洗いもあります。
トレニタニアは席の等級が4段階位あります。今回私達はエコノミーの1つ上にしてみました。
そのせいか、席にゆとりがあり、車内も静かでゆっくり休む事が出来ました。
また、飲み物(アルコール含む)と軽食が配られるサービスも有ります。

③コルティナまでのバスに乗る為の乗り換え地は、ヴェネチア中心部より一つ手前のメストレ駅にしました。
ヴェネチア中心部より、空いていて道が分かり易いのでは?という理由からです。
下の丸印辺りが私達が利用したバス乗り場でした※駅は左の赤い印

改札を出て、右に真っ直ぐ徒歩5分でバス乗り場に着けます。時間にゆとりを持って、乗るべきバスを確認する事をお勧めします。
バスも念の為、事前予約しておきました。こちらもQRが発行されます。携帯に保存は出来ませんでしたが、それを写メしておけば、乗るときにピッとやって楽々です。席は指定です。
メストレ駅には、軽食を食べられるお店が有ります。バスに乗る前にお手洗いも済ませましょう(チップ制 €1.2位)
この時は6割程席が埋まっていました。
バスに乗ってしまえば、2時間半でコルティナダンペッツに到着です!

コルティナまでの道は半分以上が山の景色です。
そのまた半分はクネクネ細い山道です。(車酔い易い方は酔い止め必須です。)
中心に近づくにつれて、細い山道沿いに観光客やホテルが現れて、道がごちゃごちゃとしてきます。
やがてオリンピックセンター隣のバスターミナルに到着です!
コルティナダンペッツォに着いたら
・バスターミナルから5〜6分歩いた街の中心部にインフォメーションセンターが有ります(坂道が多く地面は石畳みでガタゴトします。スーツケースを引きながらはなかなか大変でした。)
・スーツケースの保管場所は特に無い様です。(時期による可能性あり)
インフォメーションの人に聞いても、答えは出て来ませんでした。
考えた結果、私達は宿泊先にデポする事が出来ました。

インフォメーションセンターでは簡単な情報やイラストマップが手に入ります。曜日と時間によっては日本語の話せるスタッフが在席との情報あり。(私達が行った時は不在)
係の人はとても親切・丁寧に教えてくれます。利用すると良いでしょう。多くの人が利用するであろうバスの時刻表もゲット出来ます。
(一般観光客目線なので、中〜上級ハイカーには情報量が足りない点も有ると思います。)

インフォメーションセンターで手に入る地図はイラスト風では有りますが、それなりには使えます。
私達は今回、このマップを手掛かりに、ロープウェイやゴンドラを利用してTofanaの最上部TOFANA DI MEZZOまで行き、標高3243mからの景色を楽しんだ後、下部を約1時間散策する事が出来ました。
Tofanaのハイキングはこんな感じ

途中駅には、とても素敵なレストランが有ります。ドロミテの雰囲気を存分に楽しむ事が出来ると思います!

登山ルートは、この標識が目印です。
ルート番号が書かれているので、地図上の番号と合わせて確認しながら進みます。
登山道は全体的に綺麗で分かり易いと思います。

Tofanaではオリンピックに向けたボブスレー会場の工事が進んでいました。
途中工事現場に出会う事もあるので、注意が必要です。
コルティナダンペッツォの街、山小屋の水道水は美味しく飲めます。これは助かりますよね!水筒を持って行きましょう!
Rifujio Dibonaへ移動!

今日の私達の宿泊地はRifujio Dibonaでした。
翌日の登山を楽しむ為のベースとして、手探りで見つけた山小屋です。
Lagazuoi方面行きのバスに乗り、Cianzopeで下車。そこから、やや急斜面を約40分登った所に有りました。
Tofana Di Rozesの麓に位置し、シャワー完備。テラスからの絶景。ビールとワインと美味しいごはん。
極上の時間が流れています。
登山地図を手に入れる!
この山小屋で1/25000地図を手に入れました。

この地図は、各山小屋や登山口になる売店で手に入ると思います。(€12位)
日本でも手に入る様ですが、倍の金額(4500円位)みたいです。
明日はこの地図を頼りに、Lagazuoiまで歩いてみようと思います!