鮨かの待望の日本酒〝ロ万レボリューション〟奇跡の復活を遂げる‼︎
華やかフルーティー。それでいてキレが良い。福島県会津銘酒 超希少な一本をご堪能下さい‼︎
〝革命君〟の屋号で酒屋を経営されていた齋藤哲雄さんは〝鮨かの〟に、日本酒の魅力を教えてくれた、師匠の様な人でした。
享年43歳。令和3年3月にその訃報は突然やってきました。あれからもうすぐ1年が経とうとしています。
↓その時に書いたブログです。
その、齋藤さんだけが販売していた日本酒〝ロ万レボリューション〟が復活を遂げました‼︎
今回は、〝鮨かの〟が強い思いを持ちお客様にご提供している〝ロ万レボリューション〟について少し掘り下げてみたいと思います。
もくじ
革命君こと齋藤哲雄とは。
〝小さな酒蔵応援団〟と自らを呼んでいた齋藤さんは、とにかく日本酒を愛していました。
日本酒の事を熱く語る齋藤さんが今でも目に浮かびます。
そんな齋藤さんの闘病を応援する気持ちで、花泉酒造が酒屋・革命君の為に瓶詰めしたお酒が〝ロ万レボリューション〟。革命君でしか買う事の出来ない商品です。
この革命君オリジナルの限定酒は、齋藤さんの他界と共に、世に出回る事のないお酒となりました。
しかし1年の時を経てなんと!、蔵の代表の星さんがロ万レボリューション〟を復活させたのです‼︎
しかも、その酒販店に選ばれたのは、齋藤さん亡き後に鮨かのが取引を始めた〝地酒屋 こだま〟さん。
生前、齋藤さんとも交流があった児玉さん。星さんからの、〝是非、児玉さんにレボリューションを世に送り出して欲しい〟、という熱い希望で児玉さんで扱う事になったのです。
ロ万レボリューションとは。
そんなロ万を造る蔵は、福島県南会津郡に蔵を構える【花泉酒造】。
地元、会津で流通する日本酒は〝花泉〟。〝ロ万〟シリーズは限られた特約店でしか販売していないお酒です。
原料米・仕込み水・酵母・蔵人と、全て地元産にこだわる〝花泉酒造〟の思いが詰まった品。
そして、【ロ万レボリューション】は、年2回のみ出荷される〝うすにごり〟。その上澄みだけを特別に瓶詰めしたなんとも贅沢な一本なのです。
スペックは精米歩合55%。アルコール17度の純米吟醸生原酒。
酒色は淡く白濁。香りはフルーティー。優しい甘味と、その奥にある酸味の余韻が残ります。
ロ万シリーズの1番の特徴は、4段仕込み(通常は3段仕込み)。4回目にもち米を使用するのが特徴です。その為、もち米由来の甘味やコクが味わいに出ております。
鮨かのでのロ万レボリューションの楽しみ方。
以前はぬる燗でお出ししていましたが、今回はティスティングの結果、冷やでスッキリと。もしくは燗冷ましでお出しする方向です。
また、ロ万シリーズと〝鮨かの〟のシャリとの相性がとても良いので、握りの合間の食中酒として最適。
鮨の余韻を包んで、旨味を増して喉もとに流してくれます。
華やかながら軽い飲み口。気付くとお猪口は空になっている事でしょう‼︎
まとめ
今回特集した〝ロ万レボリューション〟は、春バージョンと秋バージョンの年2回だけの出荷になるそうです。
日本酒は季節ごとに違う楽しみがあります。
冷やしたり、お燗にしたり、温めて冷ましたり。飲み方も色々。
これからも、バシバシティスティングして適切な温度帯を探してゆきたいと思います。
鮨かの【日本酒ペアリング】でロ万レボリューションを楽しんで下さいね‼︎