令和5年度 新もの柚子胡椒が出来上がりました!テイクアウトもOK!
年に一度の大仕事!毎年恒例ゆず胡椒作りの季節がやってきました!
毎年、青柚子や青唐辛子が出回り始める9月になると、ゆず胡椒の仕込みの事が気になり始めます。
鮨かの特製ゆず胡椒は、機械を使わない手造り品なので、仕込みには4時間位かかります。
ですので、予約の無い日を狙い、カレンダーを眺めながら仕込み日を設定。
長時間に渡るゆず胡椒の仕込みは、体力も必要とします。
体調を整え、いざっ!仕込み開始!
鮨かの流ゆず胡椒の作り方
ゆず胡椒の原材料は3つだけ!
ゆず胡椒の原材料は
①青柚子 ②青唐辛子 ③塩 この3つだけです。
上記の3つの材料を混ぜるだけなのですが、そこには色々なこだわりが詰まっているのです!
まず、材料は出来る限り良い品を選ぶ事。
そしてフードプロセッサーではなく、包丁を使い仕込む。
ここに美味しさの秘密が詰まっているのです!
今回の青柚子は徳島から!
今年の青柚子は、徳島でスダチ農園を営む若者から直接仕入れました。
その青柚子は、注文を入れてから収穫してくれるピカピカ超新鮮品!
サイズは500円玉よりも一回り大きく、青々と輝いておりました!
新鮮な青柚子は硬いので、擦るのが大変ですが、その分香りがフレッシュ!
白い所まで削ってしまうと苦味が出てしまうので、青い表面の青皮だけを丁寧に擦ります。
今年は60玉以上擦りました…
仕込み時の店内には柚子の香りが充満しています。
清々しい香りに包まれながらの仕込みは捗ります!
青唐辛子は八ヶ岳南麓から!
青唐辛子は赤岳登山に行った際、八ヶ岳南麓の道の駅で手に入れた、これまたピカピカ超新鮮品!
丁寧に種とワタを取り、皮だけにします。それを包丁で出来る限り細かく、みじん切りにします。
ひたすら細かく。
フードプロセッサーを使用すれば短時間で終わる作業なのですが、そこはプロのこだわりです。
普段使っている切れ味の良い柳刃で極みじんに仕上げます!
ご家庭で青唐辛子の処理をする時は、ビニール手袋を必ず着けて下さい。指先に辛味が残り、ヒリヒリがなかなか取れません。
そして完成へ!
次にお塩を合わせます。
使用するお塩は、普段からシャリにも使っており馴染みのある伊豆大島産〝海の精〟をチョイスしました。
青柚子と青唐辛子を合わせ、総重量の20%のお塩を加え、よく混ぜて完成!
煮沸消毒した保存瓶に詰めて冷蔵保存。
仕込みたてはフレッシュな味わいで美味しく、数ヶ月寝かせると、まとまりが生まれ、柚子胡椒として美味しくなります。
市販品には無い、素材の美味しさが広がる手作りの良さが詰まった一品となります!
テイクアウトもオッケー!
今年はまとまった仕込み時間が取れたので、多めに仕込む事が出来ました。
数に限りは有りますが、テイクアウトでの販売を致します!
内容量40g 。1000円。賞味期限は特にありません。
これからの季節、お鍋や湯豆腐、お味噌汁、うどんに入れたり。大活躍間違いなし!
ご予約はお早めにどうぞ!