秋のキノコ狩り第2弾!今回のお目当ては見た目も可愛いクリタケ!
秋真っ盛り!紅葉が進む群馬県片品村。大自然の中でのキノコ狩り体験録!
前回のキノコ狩りでは、舞茸と山伏茸を見事ゲットしてきました。
山の中。道なき道を進み、キノコを探す。
そして、そのキノコを美味しく調理して食べる。
その魅力にすっかり魅了された鮨かのです。
この時は一日予定が無かったので、
友人でもある栃木のレジェンドこと
柏倉裕司氏と共に群馬県片品村へ。
今年2回目の秋のキノコ狩りを体験してきました!
秋の片品村。キノコ狩り体験記。
片品村はこんなトコ。
出発前。
山案内人の古民家でミーティングを行います。
10月中旬ですが、標高1000メートルの山の家では薪ストーブが必要なほど冷えてます。
凛と冷たい山の風は清々しく、
とても気持ちが良いです。
思わず深呼吸をしちゃいます。
キノコ狩りスタート!午前の部。
さて。キノコ狩りの始まりです。
午前中のお目当ては〝クリタケ〟です。
このキノコもミズナラの木に現れるそう。
ミズナラの木を目指して山を登って行きます!
そして程なく。
キノコが生えていそうな雰囲気を見極めながら歩いていると、可愛らしいクリタケを見つける事が出来ました!
スズメみたいな綺麗な色をしているクリタケ。
この色が名前の由来なんですね。
その周辺にはクリタケが点在しています。
優しく丁寧に採らせて頂きます。
山に感謝する瞬間です!
前回のキノコ狩りでは、地面に落ちている〝イガグリ〟に苦戦していました。
バランスを取る時、地面に手を着くと、そこには〝イガグリ〟が有るのです。
トゲが刺さった時は、結構痛かったー…
ですが、この時には、ほぼ〝イガグリ〟が無くなっていました。
こうして、山の季節は進むのですねぇ。
そして少し時期外れですが、
見事な〝舞茸〟を発見!
この木は毎年舞茸が出る木で、前回もチェックした木。
メイン通りの様な林道でしたので、誰もが目に付く場所なのに。です。
季節外れで誰もが油断していたんでしょうねぇ。
ラッキーです!
そして、この日大量に採れたのが〝ムキタケ〟でした。
このキノコは地面ではなく、倒木になるキノコだそうです。
その姿とトロッとした食感から〝山のフカヒレ〟とも呼ばれるそう。
しかも結構大きい物もあります。
壊さない様に丁寧に頂いてきました!
山を歩く一日。午後の部。
登山道ではない、山の中を進む。
そのキノコ狩りは想像以上に体力を使います。
持参したお弁当を食べ、ひと息入れたあと、
疲労している事に気付いたりするんです。
集中力も薄れ、お目当てのキノコを見逃したりします。
そろそろ下山しながらのキノコ探しに切り替えです。
下山後の大事なひと仕事。
無事に下山し、基地に戻って早速キノコの処理を行います。
先ずは根っこの土を掃除します。
これが結構大変です。
採れたての天然キノコは、とにかくしっとりとしています。
そこについてる土を洗わずに取り除くのは至難の技。
お店のお料理として、キノコを出す場合は流石に水洗いしますが,それでも完全には取りきれません。
土の味も楽しみましょう笑。
お掃除が終わったら、葉っぱのクッションを敷いて箱詰め。
揺られても大丈夫な様にして持って帰ります。
キノコは菌です。
クリタケはクリタケ。ムキタケはムキタケ。
舞茸は舞茸だけ。
それぞれを別々の箱に入れて持ち帰るのです。
一緒には詰めません。
そこまで大切にして扱うのです。
そして、山歩きの後の楽しみは温泉!
片品村には温泉施設が数軒あります。
遊びに行くと、必ず温泉に入り疲れを取る様にしています。
なんとも充実した一日です。
自分で採ったキノコの味は⁉︎
そして早速!
クエのアラがあったので、帰宅後直ぐに
小田原産直クエ鍋で霜降りシメジを頂きました!
香りがとてもよく、ヌルッとした食感。
なんとも贅沢な気持ちになります!
山の幸、美味しく頂きました‼︎
キノコ狩りをして思ったこと。
「キノコは冷凍した方が旨味が増す」
というのは周知の事実ですね。
今回も、ほとんど冷凍して〝おまかせコース〟のスープに少しずつ入れて提供させて頂きました。
霜降りシメジもムキタケも冷凍した事で香りが更に良くなりました。
ムキタケはキノコらしい食感もあり、味も良し。
食べ応えのあるキノコでした。
今回は、10月中旬。
〝雑キノコ〟と呼ばれるそうです。
色々なキノコが採れる季節なんですね。
色々なキノコ狩りをもっと体験してみたいです!